第3回 書評コンテスト
平成29年11月20日 更新
たくさんのご応募をありがとうございました。
厳正な審査の結果、入賞者が決定しました。詳細は下記バナーよりご確認ください。
応募要領
※応募期間は終了しました
応募要領 | 対象図書 | 課題図書のうち1冊についての書評 |
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対象者 | 千葉商科大学の学部学生 | |
文書形式 | 1,000字以上2,000字以内(MS-Word形式 A4 1行40字) ☆応募作品の冒頭にタイトルを記載(タイトルに「課題図書のタイトル」が含まれない場合は、これを補記)すること。改行のうえ、学部・学科・学籍番号・氏名を記載し、さらに改行したうえで本文を始めること。※本文以外は文字数に含めない |
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提出方法 | E-Mailにデータを添付してlib@cuc.ac.jp(図書館)あてに提出 メールの送付先:lib@cuc.ac.jp(図書館) メールの件名(Subject):書評コンテスト応募 学籍番号 メールの本文:応募者の学部・学科 学籍番号 氏名 「課題図書のタイトル」を明記 添付:書評のWordファイル ※応募条件を満たしていない作品については、審査の対象外となります。 |
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注意事項 | (1)応募は1人1篇まで。 (2)本人が書いたオリジナル未発表作品であること。 (3)応募作品の使用権は千葉商科大学付属図書館に帰属します。 入賞作品は 図書館Webサイト掲載のほか、大学発行の印刷物に掲載する場合があります。 (4)他人の著作物からの無断引用は違法行為です。 ※他人の書評の丸写しや、一部の書き換えで自作としたことが判明した場合は、 選考の対象外となります。 | |
入賞 | 最優秀賞 | 副賞30,000円 1名 |
優秀賞 | 副賞20,000円 1名 | |
奨励賞 | 副賞 10,000円 若干名 | |
受賞者以外の応募者の方には参加賞があります。 | ||
応募受付期間 | 2017年8月1日(火)〜2017年10月7日(土)必着 | |
審査結果発表(予定) | 2017年11月に図書館Webサイトと館内で発表予定 | |
表彰 | 2017年12月頃(予定) | |
審査員 | 図書館長、図書館運営委員会 | |
お問い合わせ | 図書館コントロールデスク E-Mail: lib@cuc.ac.jp |
書評コンテスト 課題図書
※詳細は書名をクリックしてください
タイトル | 編著者名 | 出版社等 |
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東大留学生ディオンが見たニッポン | ディオン・ン・ジェ・ティン | 岩波ジュニア新書 |
ホッブズ リヴァイアサンの哲学者 | 田中浩 | 岩波新書 |
ローマ法王に米を食べさせた男 過疎の村を救ったスーパー公務員は何をしたか? |
高野誠鮮 | 講談社+α新書 |
モテる構造 男と女の社会学 | 山田昌弘 | ちくま新書 |
モラルの起源 実験社会科学からの問い | 亀田達也 | 岩波新書 |
ポケモンGOは終わらない | 西田宗千佳 | 朝日新書 |
クランボルツに学ぶ夢のあきらめ方 | 海老原嗣生 | 星海社新書 |
『ベルサイユのばら』で読み解くフランス革命 | 池田理代子 | ベスト新書 |
正社員消滅 | 竹信三恵子 | 朝日新書 |
「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済 | 小川さやか | 光文社新書 |
読んじゃいなよ! 明治学院大学国際学部高橋源一郎ゼミで岩波新書をよむ |
高橋源一郎 | 岩波新書 |
書評ってなに?書評Q&A
【Q1】「書評」とは? |
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A:新刊書など、本の内容を紹介しながら批評を加えた文章のことだよ。書評の書き方として決まった形はないけど、押えておきたいポイントあるんだ。まず、読書感想文と書評の違いを考えてみよう。小中高校で書いた読書感想文は、本を読んで自分の感じたこと(感想)を書くわけだけど、感想というのはそもそも主観的で情緒的な理解だよね。でも書評は、単なる自分の感動や感想ではなく、その本の内容や価値を、他の人に客観的に紹介することが大切なんだ。だから、本の論点や特徴を他の人に伝わるように整理して、根拠をあげながら批評(評価)することが求められるんだ。 |
【Q2】書評は課題図書レポートとどう違うの? |
A:本の紹介や論点整理、それに対する考察と批評(評価)をするという点では課題図書レポートと書評は似ているね。でも、書評の場合は、まだ読んでいない人に向けて、その本の意義を伝えることが重要なんだ。場合によっては、著者の分析や意見を批判したり、その本に欠けている重要な問題を指摘したりして、その本を読むときの視点を増やすような議論も大切だよ。書評を読んでからその本を読むと、読者は二倍面白く読める、そんな書評だね。似たテーマの本や同じ著者の他の作品と比較して、議論の発展や違いを指摘するのも面白いと思うよ。批判したり、比較したりしながら評価するには、「自分の視点」が必要だね。書評は、こういう視点で読むと、こういう発見がある、という表現でもあるんだ。自分が見つけた意外な読み方を説得的に表現できたら、きっと楽しいよ。 |
【Q3】書評を書くのに参考になるものは? |
図書館webサイトには受賞者の書評がアップされているよ。他にも、新聞(全国紙)には毎週日曜日に「書評欄」があるし、図書館には「週刊読書人」という書評専門の新聞もあるよ。いろんなスタイルの書評があるから参考にしてみて。役に立ちそうな本を少しだけ紹介しておくね。 |
※役に立つ本
『大学生の論文執筆法』 石原千秋 ちくま新書
※個性的な書評集
『打ちのめされるようなすごい本』 米原万里 文春文庫
『小泉今日子書評集』 小泉今日子 中央公論新社
『第2図書係補佐』 又吉直樹 幻冬舎よしもと文庫
『文庫解説ワンダーランド』 齋藤美奈子 岩波新書
※役に立つWebサイト
「週刊読書人ウェブ」